2005年10月29日

Queen+Paul Rodgers

QueenですよQueen。
行ってまいりました。さいたま新都心くんだりまで。
 
リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ(初回限定盤)
Return of the Champions(初回限定盤)

ライブで涙したのは初めてかもしれません。
感動の2時間半。ネタバレありですので、これから行く、
という方がいらっしゃいましたらば、つづきはまた今度笑。

 
まず「さいたまスーパーアリーナ」という場所が初めてでしたので、
それもまた楽しみでした。
「さいたま新都心」駅。
いつも行くライブならば、知らない会場でも、「この集団についていけば大丈夫」
と分かりやすいのですが、今日はまったくわかりませんでした。
案内板を見ながら駅を出て少し歩くと見えてきます、アリーナが。
でかい!かなりでかい!
ここが大晦日、屋根の上で高田延彦が叫んでいたプライドの聖地か・・・。
という妙に感慨深いものがありましたが、今日見に行くのはプライドではなく、
ドラマ「プライド」の主題歌を歌っていたクィーンでございます。
 
中もでかかった・・・。
ここでモトリークルーも演るのか?大丈夫か?
などといらん心配をしておりましたが、そんなことはどうでもよろしい。
客層はといえば、女性6,7割くらいか・・・。
年齢層はかなりの幅広でした。
小学生が走り回っていました。
頭にはQueenと書いたタオルをバンダナのように巻きつけております。
「お前にクィーンの何がわかるのか!」と叫びそうになりましたが
「おまえはわかるのか?」と言われると返す言葉もないのでやめておきました。
 
 
席は一階席の中央より後ろ。
こんな遠くでS席かよ!1万2千円かよ!
Sの意味を間違えてないか?とライブのたびに思います。
 
それからあまりロックな感じの人はおりませんでした。
周りには。。
最前に陣取っている方々は結構気合の入ったクィーンファンのようでしたが、
全体的に、神様ジューダスプリーストのような黒さが会場にはありません。
怪しい人も皆無です。
着ていったメタリカTシャツがとっても浮いて、、いや沈んでいます。
 
そんなこんなでライブ開演を今か今かと待っておりますと
AC/DCがかかってきました。
おお!これは!!
膨らむ期待。20分くらい押していたか。
聞き覚えのある曲が流れてきました。
エミネムの曲です笑。
 
そしてイッツ・ア・ビューティフル・デイ!
フレディーの声に思わず鳥肌。
オールスタンディング。
そしていよいよポールの登場!
Reaching Out!
もうイキナリふりきれております。Tie Your Mother Down!
Jewelsしか聴いていないにわかクィーンファンよ、さようなら
という感じのライブです。
 
それにしてもポール・ロジャース。
かなりいい。
いや、いいどころか、素晴らしい!
フレディと比べること自体意味の無いことです。
フレディという偉大なボーカルのいたQueenというバンド。
その中の名曲たちをポール・ロジャースという素晴らしいシンガーが歌っているのですから、悪いわけありません。
ドラムス、ロジャーテイラーも張り切っていました笑。
めっさ歌っておりました。
 
そして何より感動したのはブライアン・メイでございます。
彼のギター、レッド・スペシャル、堪能してまいりました。
得意のフィードバック奏法も凄まじかったです。
 
ギターだけではありません。
途中で弾き語ってくれました。
「今日ここに来れなかった人、フレディに。一緒に歌おう」
みたいな感じのMC。
そして「Love Of My Life」
客席全員(Jewellerは除く)で大合唱です。
(実はここで涙いたしました)
感動でした。
その余韻も覚めやらぬうちに
「手をとりあって」。
ファンの中ではお馴染みの日本語ナンバー。
これも客席全員(Jewellerは除く)で再び大合唱。
 
圧巻は
本編ラスト2のI Want It All~Bohemian Rhapsody
実はこの「I Want It All」、かなり好きなのです。
ミディアムテンポから途中でスピードナンバーな感じに変わるその部分がいい。
I Want It Allが終わると、フレディの声が聞こえてきます。
「Is this the real life?~」
ステージでフレディがピアノを弾いています。
バックスクリーンの映像は今でもフレディがそこにいて
「Mama, just killed a man~」
と生で歌っているようでした。
(不覚にもここで再び涙してしまいました。)
途中からロジャーが後を受けて歌います。
この流れ。
素晴らしい。
 
さっきから「素晴らしい」しか書いていないようが気がしますが、それ以外に書きようがない笑。
ボヘミアンで本編終了。
 
そしてアンコールへとなだれ込みます。
アンコール1曲目は「プライド」主題歌、「I Was Born to Love You」の弾き語りバージョン。
Jewellerへのプレゼントです笑。
そこからこれまた大好きな曲「The Show Must Go On」「All Right Now」と続いて、
いよいよ大詰めです。
ドッドッパッ!ドッドッパッ!ドッドッパッ!
We Will We Will Rock You!
客席全員拳を振り上げて本日何度目かの大合唱です。
この曲が終わるといよいよ最後。
We Are The Champions。
伝説のチャンピオンでございます。
この2曲が最後にこないとね。やっぱり。
エンディングはもちろんGod Save The Queen。
イギリス国歌です。
 
ポール・ロジャースにフレディの代わりが務まるのか、
クィーンにポールは合わないんじゃねー?
などなど、当初いろいろ言われておりましたが、
このライブを見ると、そんなあれやこれやがたわ言と化します。
本当に素晴らしいライブでした。
 
 
追伸
さいたまスーパーアリーナの焼きそば、まずすぎ!
焼きそばファンのわたしとしては、それだけはどうしても許せません。

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コメント[5]

ライブレポートありがと。
これだけ単純に楽しめるライブってそうないよな~。
うらやましすぎ。
ライブCDは、はらいせに何度も聞いたのですが
ライブのDVDも買いたくなってきた。
何回も言ってますが、恨みます > 大阪ドーム。

待ってました。ありがとうございます。
大阪にはきてくれないから断念したクィーン。
正直ポールは違うんじゃないかと思っていたので
名古屋の誘いも断ったクイーン。
名古屋までポールかぁ‥と正直なところ思っていたクィーン。
大阪にきてくれるなら絶対いってましたが。。。

ブライアンとロジャーみたいし。

ポール、よかったんですねぇ・・
いまさら悔しいかもしれません。
名古屋いっときゃよかったかなぁて。

そうかー・・
ポールよかったんかー・・・
よかったんやったらみときたかったな。。。。。

「めざましテレビ」で内容をちょろっとやってましたよ。そして直筆サイン1名様にプレゼントって言ってました。月曜の当日消印有効だったような。

yosshyは昨晩、カラオケに参戦していました。
メンバ的には何度かいったことある連中だったので、
「ボンジョビうたって」「Queenのドラマのやつうたって」
なんて声がありましたが、「Queenのドラマのやつ」ってのがわからなかったです。
"Stone cold crazy"探したけど無かったです。かわりにcomplexうたいました。

それはいいとして、1985年、中学1年だったyosshyはQueenの日本公演にはいけませんでした。
マイケルジャクソンは行ったのに・・

しばらく聴いてなかったのですが、1991年の死去
(マイルスデイヴィスの死去の直後だったと思います)
の報道やウェインズワールドがきっかけでレコードを取り出した覚えがあります。

Freeについては、中学時代、ZEPを知った頃に入ってきました。
ソロ90年代の作品「マディ・ウォーター・ブルーズ」はヘビーローテーションでした。

両者とも思い入れはありますね。当時のいろいろな情景が浮かびます。

ただ、生で観たことないんだよねー!
うらやましいよ!
今度お話きかせてください。

>イリえもんさん
ライブDVD、「買い」ですぜ笑
それにしても、埼玉>横浜>名古屋ときて、なぜ次が福岡か!
大阪ドーム、頼むぜおい!って感じやね。

>植物さん
ポールよかったですよ!うん。
開演前の心配も吹っ飛びました。
あと観客があったかかった、というのもよかったのかもしれません。2万人の大合唱、鳥肌です。

>茄子さん
めざましでやってた?まぢっすか。
27日当日のトクダネで小倉さんが「最前で見てきた!」と興奮して言っていたのはみたんだけどね(笑
さすがは業界パワー。最前うらやましい。

>yosshyさん
まいど。
カラオケで歌ってる場合やないですよ!
クィーンファンな上、フリーファンでこのライブを見ずしてどうする笑。
いやいや。
DVDがあります。年末スカパーでも放送するそうです。
あとまだ横浜名古屋福岡が残ってますよ!

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